まず今回CLAYDイメージビデオの制作のために集まってくれた、才能あふれるメンバーをご紹介します。
- 出演者・制作キャスト-
ビデオ出演 :NOMA(LDH models)
モデルとして、また、オーガニックイベントや、ハーブ・植物学の講師等としても幅広くご活躍のNOMAちゃん。お父さんが日本人、お母さんがアメリカ人。あふれる知性を持ち、宇宙と植物、オーガニックについて話し出したら止まらない。当日は強風で舞い上がる砂に、顔も目も砂だらけ。ものともせずにハッとするような美しい表情をたくさん見せてくれました。「いい現場でした。顔についた砂まで愛おしい。」と言ってくれた情熱と、ひととなり。心から感謝です。 https://ldhmodels.co.jp/models/noma.html
映像制作 :白木修太・いたいたいち
ユニットで、CMやプロモーションビデオなどを制作されるお二人。主にHIPHOPのミュージックビデオを制作し、日本の有名ラッパーのPVはほとんど彼らが手掛けています。「若き天才」を絵にかいたような2人で、今回の映像に込めたいメッセージの主旨をすぐに完璧に把握してくれました。メッセージがしっかりと落とし込まれたセンスあふれるシーンの数々を提案してくれ、すごい速さで撮りすすめてくれました。編集の速さと確実性も並ではなくて、本当に驚かされました。 https://www.whitetreefilm.com/
Hair&メイクアップ :成澤雪江
信頼されるヘアサロン、「TWIGGY」のおゆきちゃんこと、成澤雪江氏。確実な技術と感性で、美しいヘアメイクを作り上げてくれました。撮影当日は珍しいほどの強風の日。舞い上がる大量の砂を自らの目にも受けながらまったく嫌な顔もせず、NOMAちゃんのメイク直しと、強風による髪の毛の直しを、続けてくれた凄まじい根性に、感謝しかありません。NOMAちゃんの美しさと、CLAYDの力強さと、繊細さ、神秘性を、最大限に表現してくれました。 http://oyuki-narisawa.tumblr.com/
音楽(作曲 / ヴォーカル / 編曲 / 録音):KJ YAMAJI (KJ Art Studio)
「化粧品会社のビデオだけど、まさかのROCKを使いたい。」「世界を変えていく、ROCKな意思の強さを表現してほしい。」「ネイティブアメリカンを連想させる音に。」というむっちゃくちゃな依頼を受けて、ドンピシャな世界を作ってくれたのがミュージシャンでレコーディング・エンジニアでもあるKJ Yamajiさん。優しさとパワフルさのバランスが絶妙な曲はKJさんの作風がぴったりとはまりました。砂漠に飛ぶ鳥や、遠くに聞こえる馬のいななき、今回キーになった「風」を、感動的にメッセージとして浮かびあがらせてくれました。 http://info131104.wixsite.com/kjartstudio2016
<撮影日記 by CLAYD|マザーアース・ソリューション(株) 代表 羽田賀恵>
CLAYDのクレイは、古くからアメリカ西海岸のネイティブアメリカンたちが、
「癒しと浄化」のために大切に使ってきた、世界でもめずらしい特徴を持った特別なクレイです。
ネイティブアメリカンの意志を継いだ、現地のクレイ研究者が「病気や怪我など、どうしても必要な人に届けるために」無用な場所には輸出しないと決め、大事に守っています。
2011年3月11日の直後、環境汚染や添加物まみれになってしまった現代の日本で、
人々の真からの健康のために、このクレイが必要だと思った私は、
アメリカの砂漠でこのクレイを守っているこの研究者とやり取りをはじめました。多くの意見交換をする中で同じ思いにお互い共感し
2013年に、CLAYDが日本に誕生しました。
「そういうことならば、助けよう。」と、きっとネイティブアメリカンのスピリットが、許してくれたのだと思います。
2018年5月。
CLAYDイメージビデオの撮影当日。
遠足気分で、アメリカ西海岸の砂漠の撮影に♡
と… ロケバスで訪れたのは、なんと千葉県某所です。
ロケバスの中でヘアメイク中の、NOMAちゃんと ヘアメイクのおゆきさん
3時間ほどの旅を終えてようやく現地に到着し、車を降りると
ぶおおぉぉぉぉぉっーーー。
「一年に何回もない」というものすごい強風が、容赦なく顔にふきつけました。
全員、絶望感で真っ青に。
「これじゃ、撮影、難しいすね…」とカメラマン君たち。
いや……キャンセルして再び全員の日程を合せようとすると、半年後になってしまう。なんとしても今日しかない。
悩みました…。
ふと「インディアン文字」で「風」は、どんな意味があったか?? を考えました。
・・・「風が吹くのは、世の中の流れを変える時。」
奇しきも、これはCLAYDが生まれた使命です。
すぐに180度視点を変換しました。
「今回はあえて<風>を撮ることにしましょう。
わざわざそのために、巨大扇風機を持ち込んだんだと、思いましょう♡」
揃ったメンバーが全員、前向きな人格者ばかりだったおかげで、
すぐに納得してくださり、ストーリーを落とし込んでくださり、
撮影開始!
ありがとう。
現場は、まさにカリフォルニアの砂漠地帯!
別の撮影現場を見たことがあるのですが、通常は1つのシーンを何度も何度も撮るのが普通。
しらきさんと、いたいさんは、1シーンのテイクは、ほぼ1回で完了。
ワンシーンにかける時間は数分。凄まじい集中力です。
それぞれのカメラで同時に、息を合わせながらどんどん撮り進めます。
若き天才たち、覚悟決まってて、かっこいい。
インディアンの小道具の羽をいじっていた、しらきさんと、いたいさんが、
「こんなシーン撮ってみたいんですけど。」と提案してくれたのが、
風に羽を飛ばすシーン。
「方向がわからず、どっちに行けばいいか決めかねた時、羽を風に飛ばして決断する、、、ってのは、どうでしょう?」
ネイティブアメリカンの教えなんて、知らないはずの彼ら。
実は、ネイティブアメリカンにとって、フェザーは「神と交信するための大切なアイテム」。
まるで、ネイティブアメリカンがそばについていて、2人にささやいてくれたかのような奇跡です。
当然、美しいシーンが撮れました。
…そんな間も、容赦なく風に巻き上げられた砂が、目に鼻に、入ってきます。
特に大変なのは、モデルのNOMAちゃんとヘアメイクのおゆきさんです。
NOMAちゃんの髪は風で巻き上げられ、涙でメイクが崩れるので、5分に一回はメイク直し。
目に口に、砂まみれになりながら必死にメイク直しするおゆきさん。
「壁に手をついて目を閉じ、どっちに行くべきか、大地からもインスピレーションを得るシーン」の、NOMAちゃんの横では、
スタッフみんなが、風よけのため、身を挺して壁になりました。
あのシリアスなシーンの横で、こんなかわいい光景が繰り広げられていたことは、
ビデオを見る時には忘れてほしいです。
不快さなんて全く見せずに、NOMAちゃんは、次々にクールな表情や、美しい演技を見せてくれました。
ひたむきな想いが、集結して出来上がったビデオです。やっぱり美しいものになりました。
どうぞ多くの人に、
CLAYDのスピリット(祈り)と、ネイティブアメリカンのスピリット (祈り)が、届きますように。
大自然の一部である私たちは、その大きな循環のうちに、すべての命とつながっています。
そのことさえ、ちゃんと覚えていれば、大地(マザーアース)である私たちのおばあちゃんが
「心配しなくて大丈夫。」と、いつでも私達に ”ソリューション” を用意していてくれているのです。
すべてのものとともに
すべてのものの中で
わたしたちはつながっている
(ネイティブアメリカン・ラコタ族の言葉)
※ CLAYD IMAGE VIDEOはこちらのページでご覧になれます。是非音ありでお楽しみください。